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がらくた

――戦国時代、南の孤島で花開いた、身分を超えた男と女の夢物語。もしかしたら、あの大河ドラマの隠し味?

[物語]
戦国時代、堺のある豪商の家で美しい姉妹、蒔絵と緑の婿候補として、公家と武将の二人が招かれ、舟遊びが催される。しかし嵐に遭って船は難破し、一同は南の孤島に漂流する。
残り少ない食料と水をめぐって、豪商・公家たちと下働き・船乗りとの間でいがみ合いが起きるが、下働きの勘三郎(市川染五郎、現・松本幸四郎)の働きで、彼らは身分や男女の分け隔てなく、力を合わせて生きていくことになる。
そんな勘三郎に蒔絵と緑はしだいに心を寄せるようになり、おのずと波風が立ち始める。
やがて食料が底をつき始め、再び争いが起き始めたその矢先、折りよく近くを船が通り、彼らは助けられるのだが・・・

[解説]
ケーブル、CSで今月まで放送された《黄金の日日》の関連映画。いろいろな類似点がある。
市川染五郎が同じ戦国時代、堺の豪商の下働きという設定。
船が遭難して孤島に着く。そこは、楽園であり、身分を忘れた生活を送り、
市川染五郎演じる下働きは豪商のお嬢さんと恋に落ちる。
やがて、元の世界に戻っていくが、そこには身分の違いが歴然として存在している。
そして再び自由を求めて、市川染五郎は海を目指す。お嬢さんは・・・

《がらくた》で、一瞬だったので、はっきりしないけれど勘三郎が堺に入ろうとした時にさし出した手形に、納屋何がしと書いてあったようだった。つまり勘三郎を助けた船長(ふなおさ)は、納屋何がしだったということならば、《黄金の日日》と同じ後見人だ!

無人島と男女と身分のテーマは《流されて…》 (1974、イタリア)等、よくあるようなお話。
《黄金の日日》(1978)は、スケールもテーマも全然違うが、ここまで似ていると偶然とは思えない。
この大河ドラマについては、思い入れも大きいので近く改めて書こうと思う。

出演:
市川染五郎(現・松本幸四郎)
大空真弓、星由里子、有島一郎、中丸忠雄

(1964年、日本)

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